トラベラーズノートをシステム手帳化!カットしてバイブルサイズに!

システム手帳化 タイトル

実はトラベラーズノートブックでシステム手帳を作ったことがあります。と言っても素人なので見よう見まねで作りました。

今回はその手帳をご紹介します。本当は作り方まで公開したくていろいろと下書きを書いていましたが、なんせ作ったのが昔のことで写真を撮っておらず文章で伝えることが難しく断念・・・なので作り方はなしです!!

サイズはバイブルサイズ

TNシステム手帳

TNシステム手帳

サイズは悩みましたがトラベラーズノートのレギュラーサイズを使ってバイブルサイズの手帳を作ることにしました。

レギュラーサイズにそのままバイブルサイズの金具を合わせると上下にかなりあまりが出てしまいます。なのでカットしました!!!!

TNレギュラーサイズとシステム手帳とのサイズ比較

TNレギュラーサイズとシステム手帳とのサイズ比較

丸い印がおわかりでしょうか?これはゴム穴だったものです。こんな位置にゴムの穴があるということはかなり下をカットしたということなんです。ちょうどTRAVELER’S NOTOBOOKのロゴのところですね。

TNカットする場所

TNカットする場所

ちょっとゴツめのカッターを使用しました(革用の太刀もあるようですが私は普通に手に入るカッターで切りました。)

かなり緊張しましたがなんとか裁断しました。今思えばこの作業が一番の難関でした。勇気が必要でしたね(笑)

カットした際断面はトコノールという白いボンドみたいなものをつけて塗り込みましょう。切ったら気が付かれると思いますが、切り口はガサガサです。ぬりぬりを頑張ったらトラベラーズノートの革の側面まではいかずとも綺麗になじんでツルツルになります。

トコノール

トコノール

「トコノール コバ 塗り方」で検索するとたくさん画像つきで出てきます。(コバというのは裁断面のことです)

専用の道具の紹介もあると思いますが、わたしはプラスチックのプレートで代用しました。詳しくいうとつかわなくなったお弁当箱の仕切りです(笑)トコノールだけ買うか、木工用ボンドでも代用できるみたいです(私はボンドでなくトコノールを買いました)。もしボンドでやるならまず試されてからされてもいいかもです。

トコノールもハンズさんに売ってました。

リング金具はカシメタイプの15ミリ

リング金具を革カバーに固定するのにカシメというパーツを使うタイプか、ネジを使うタイプか背板を使ってリングの部分を固定するタイプか数種類あります。

(私もまったく知らなかったのでパーツラボというお店の金具の説明で勉強しました。パーツもここで購入しました。)

お店の名前をクリックしたらパーツラボさんへ行けます。画像付きでわかりやすい説明でした。楽天さんでもお店があるみたいなので楽天ポイントとかでそっちのほうが都合がいい方はそちらの利用でもいいかもしれません。

カシメタイプは一回失敗するとだめみたいに書かれていてかなり迷いましたが見た目が可愛かったのでカシメにしました。(そして案の定失敗したんですが、無理やりマイナスドライバーでひっぱり抜きました(笑))カシメの色も選べます。わたしはアンティークっぽくしたかったのでこの色を選びました。

東急ハンズさんがちかくにある方は革のコーナーとかにおいてあるので覗いてみるといいかもしれませんね(^^

ちなみにカシメを取り付けるには専用の器具が必要ですので余計なお金をかけたくないならカシメはやめておきましょう(^^)/

ネジタイプでいいと思います。背板のほうは私は実際に使用したことがないのでお伝え出来ませんがいずれ機会があれば使ってみたいとおもってます。

TNカシメ

TNカシメ

トラベラーズノートの錫のチャームは外しました。外し方は簡単です。ノートを開いて中のゴムを挟みで切るだけです。

リングの跡がカバーにつかないようにした

ずっと使っているとリング跡がカバーに出てくることがあります。わたしはそれが苦手なのでリングを取り付けるときにカバーとリングの間に一枚細く切った革を挟みました。こうするとリングのあたりが軽減されあとが出にくくなります。

リングの跡がベージュ色の革についているのがお分かりでしょうか?

TNシステム手帳 リング金具

TNシステム手帳 リング金具

TNシステム手帳 リング金具②

TNシステム手帳 リング金具②

ノックスさんのプロッターから画像をお借りしました。この画像の右側の茶色の手帳にリング跡がついています。経年変化として跡を楽しむのもいいですし、私のようになるべく抑えるのもいいと思います。

参照:ノックスブレイン PLOTTER

この革は端切れを東急ハンズさんで買ってきました。カシメをつける際にはこの挟む革の厚みも考えないといけませんが、あるとないとではまったく違います。

トラベラーズノートのロゴを再利用した

せっかくトラベラーズノートでシステム手帳を作ったのだからロゴを残したいとおもいました。なのでロゴの部分を切って両端に穴をあけてトラベラーズノートのゴム紐を通しました。本体にも同じように穴を二つあけました。

TNタグバンド

TNタグバンド

穴あけポンチという道具で金づちをつかってあけます。パンチではなくポンチです。穴の大きさが選べるタイプのものを持っておくとベルトなどに穴をあけたいときに使えて便利です(^^)

この時は大きさを直径2mmであけました。そしてそのカスを使ってもともと空いているトラベラーズノートの穴を埋めました。

TNゴム穴を塞いだところ

TNゴム穴を塞いだところ

外れないように裏側からボンドを指に薄くつけてぐりぐりと穴の部分に塗りました。

TNシステム手帳 裏面穴

TNシステム手帳 裏面穴

穴の部分はトラベラーズノートのタグが来る部分なので目立ちません。裏側にゴム紐を通して外れないように結んでます。玉結びみたいな要領です。こうして出来上がりました!

TNシステム手帳

TNシステム手帳

TNシステム手帳

TNシステム手帳

早速バイブルサイズのリフィルを買ってきてはめてみましょう。自分だけのオリジナルのトラベラーズノートの出来上がりです。

システム手帳のリフィル記入例

システム手帳のリフィル記入例

システム手帳リフィル記入例②

システム手帳リフィル記入例②

さいごに

切らずに作ることももちろん出来ます。が、素人の私でもここまでできました。なのでもしサイズで悩んでいるのであれば、きっと皆さんにもできると思います。少しの知識と勇気があれば。

わたしはピッタリサイズを作ったので使いやすいし愛着もあります。やってやった感もあります。

システム手帳のほうが好きなかた、トラベラーズノートが何冊もあり使い道に困っているかたのお役に立てたならうれしいです。ヽ(*´∀`)ノ

 

ABOUTこの記事をかいた人

40歳のワーキングマザーです。文具コーナーで働くがゆえトラベラーズノートやモレスキン、システム手帳、高級筆記具などの文具愛に目覚めました。 自身が購入した文具の使用した感想などを、同じ文具好きの方とシェアしたく、ほそぼそブログを、更新しております!